SSブログ

南海地震 [アラカルト]

 久しぶりの更新です。先日和歌山で震度5の地震がありました。とうとうこのあたりにもきたか、と身構えましたがその後落ち着いているようです。でも私が生きているうちに必ずくるだろうと思っているので、できる備えはしています。今回の大震災と同規模の地震が南海で起きた場合、発生から1時間後に大阪湾には最大で7,8mの津波が来るという予想があります。湾岸の防潮堤はせいぜい4,5mだそうなので、津波は余裕でそれを超えてくることになります。そうなると大阪市内は、阪神高速と上町台地の一部をのぞいてすべて水没。淀川沿いも枚方あたりまで氾濫して水没。堺も大和川流域を中心に水没。でもシャープの新しい工場は海抜8,9mの高さにたてているそうです。こっそり備えているのですね。ちなみに関空は水没です。伊丹もだめでしょう。神戸も市街域は水没なのだそうです。どう考えても大変なことになります。地下鉄や地下街は当然水没です。しかもおそらく地震発生すれば停電しますから、地下はすべて漆黒の闇となり、出口は瓦礫でふさがれ、逃げることもできないままいずれやってくる津波にのまれてしまう。。。そう考えると恐ろしくて地下にいきたくなくなります。皆さんはそういうことを考えたことはありますか?まあ考えてもどうにもならないのですが。

大地震に際し [アラカルト]

 去る3月11日、未曾有の大地震と大津波が東日本を襲いました。医院を代表して、被災地の方々に心よりお見舞いを申し上げます。時がたつにつれ判明してくる事の重大さ、空襲を受けたような被災地の風景、この世のものとは思えない黒い波が車や建物をマッチ箱をつぶすかのように飲み込んでいく様。。。自然の猛威の前にはなすすべがないことを見せつけられました。一医療人として、できることをしてあげたいと思う気持ちはあるものの、一人ではどうにもできないという気持ちがまざりあって、テレビをみるたび胸が痛みます。ただただ被災地の皆さんができるだけ早くもとの生活にもどることができるようになることを祈るばかりです。

懐かしき北海道の旅 第3話 [アラカルト]

 寒い日が続きます。富田林は今週2回も雪が積もり、えらい目にあいました。こんなことは何年も覚えがなく、異常気象のことが気になったりしています。さて、なかなか進みませんが北海道話を進めていこうと思います。
 夜行急行で一晩をすごし、目が覚めると目の前には網走湖が拡がっていました。数分で網走到着です。刑務所でも見に行きたかったところでしたが、この辺り、ローカル線のなかでも筋金いりのエリアで、一日の列車本数が極端に少なく、しかも待ち時間が長いので見に行く時間はありませんでした。またこれるだろう、と考えてから20数年たちます。いけるときにいかないと見れないものです。網走から釧網本線、標津線、根室本線とのりついで根室をめざしました。当時国鉄全線完乗20000kmという乗りつぶしのキャンペーンをやっており、できるだけ乗りたかったがゆえの強行軍です。根室から路線バスに乗り換えて納沙布岬へ向かいました。荒涼たる原野を走ること数十分、ついに日本の東の端に到着しました。でも本当は端ではなく、北方領土があるのですが。そしてついに念願の流氷と対面しました。テレビで幾度も見てはいましたが、目で見るのは迫力がちがいました。寒い中きてよかった、と感動しました。そして北方領土も目と鼻の先にあることを実感しました。最近またきなくさいことになっているようですが、みんなが納得できる形での解決を一国民としては願うばかりです。
 今日はここまでにします。挫折しないようにするつもりですが、次はいつになることやら。

今年最初です [アラカルト]

 今年最初の投稿です。今年もよろしくお願いいたします。寒い日が続きますね。私は寒いのきらいなほうですから、もうほんとにいやになっています。先日とつぜんパソコンが壊れてしまいました。バックアップはとっていたので大事には至りませんでしたが、壊れるのはいつも突然です。新しいパソコン買って、今構築しなおしています。OSがXPから7に変わったので使い勝手が少し違い、悪戦苦闘しています。やれやれです。ではまた。

今年も [アラカルト]

 またまた更新間隔が開いてしまいました。読んでもらっている方には申し訳ありません。今年もあとわずかとなりました。日々仕事していると、一日長いなあと思いますが、年末になるともう1年たったか、と思ってしまいます。今年もお蔭様で無事大過なく過ごせそうです。ありがとうございました。
 先日実家の自分の部屋を大掃除して、捨てられないものを自宅に持って帰ってきました。その中にカセットテープがあり、懐かしくなって医院にあるカセットデッキで聞いたりしています。昔からYumingや山下達郎、門松敏生なんかが好きで、その辺だけ持ってきています。80年代にレコード(CDではありません)をレンタルしてテープに落としたものばかりですので、いまさらCDやiPodに入れるわけにもいかず、新たに買うのももったいないしという感じです。YumingのA Happy New Yearという曲があります。Yuming独特の寂れた切ない感じの曲ですが、久しぶりに聞いて年末気分に浸っています。
 では来年もよろしくお願い致します。みなさん良いお年を。。。

懐かしき北海道の旅 第2話 [アラカルト]

 大分冷え込むようになって来ました。最近ブログみてますよ、って言われることが結構あり、これはやらないとと思って書いています。頑張りますのでお願いします。
 さて、大分前に書いた北海道旅行の続きでも書こうかと思います。まずは冬編から。青函連絡船で函館入りし、まずは市内観光です。性格上、お決まりであっても有名どころは押さえたい方なので、路面電車にのってロープウェイやら温泉やらへ行きました。その日は函館で泊まり、翌日は五稜郭をみて、函館本線で小樽札幌へ向かいました。宿泊はほぼ全てユースホステルを利用しました。今でもあるのでしょうか。とにかく安くて、場所によってはご主人が見所を案内してくれたりしていい思い出がたくさんあります。
 函館から札幌へ向かうには2つのルートがあり、メジャーなルートは室蘭を通るルートなのですが、鉄道マニアとしてはマイナーなルートに惹かれるのは自然であり、倶知安を通るルートで向かいました。冬は豪雪地帯となるところであり、窓の上まで積もっている雪の間を1両ぽっきりのディーゼルカーでとことこ進みます。こういう感じがマニアにはたまらないのですが、普通の人には理解されないのでしょうね。。
 小樽に着いたら、やはり寿司は食べないといけません。こういうときは思い切ってお金を使います。うにやいくらのおいしいこと。。感動ものでした。そして札幌入りです。
 札幌ではまず一通り観光しました。北海道の寒さは半端ではなく、寒いというより痛い感じです。耳あてしていないと痛くて我慢できなかったのを覚えています。また路面は凍りついており、常に気を配らないと転倒しそうになります。車も結構滑っているのですが、見事なカウンターステアを当てて走っていく車にこれまた感動しました。夜になり、網走へむけて夜行急行に乗りました。「大雪」という列車です。その頃は北海道にも夜行の急行が何本かあって、宿代を浮かすのには好都合であり重宝しました。今では全廃され、過去の思い出話です。。できればもう一度あんな旅がしたいものです。
 さて今回はこれくらいにしておきます。次回は念願の流氷を見に行く話から。。ではまた

夏本番 [アラカルト]

 久しぶりの更新です。まずご報告から。当院は7月から医療法人として再スタートを切りました。目的は地域医療に一層邁進するために、経営基盤を強化するためです。これからも一つ一つ、皆さんのニーズに合った、かつ自分の目標とする医療を実現するために頑張っていきますので、よろしくお願い致します。
 先日家族をつれて、愛知県の湯谷温泉というところへ行ってきました。数年前に一度訪れたことがあり、大変気に入ったので今回家族を連れて行きました。何がいいかというと、数件の温泉旅館以外はほとんど何もないからです。そこは昭和の日本の田舎そのものの夏の風景があるからです。山があって、青空とのコントラストがきれいで、雲が流れていて、川が流れていて、ヒグラシが鳴いていて、2両だけの電車がたまに走る。そんな雰囲気が最高な場所です。今回は新幹線とローカル線を乗り継いで訪れました。子供に、田舎のおじいちゃんおばあちゃんのところに遊びに行くような感覚を教えてみたかったからというのもあります。私にはそういう田舎の親戚というのがいませんでしたから、そういうシチュエーションにあこがれているというのもありますが。。。
 とにかくぼーっとできたのが最高でした。もっとも子供がいるのでそういう時間は短かったですが。あとは旅館の方が川遊びのできるところへ連れて行ってくださり、子供はもちろん私たち夫婦もはしゃいでしまいました。川遊びなんて、もう何年もしていなかったので、感動ものでした。今度は水着をもっていこうと家族で決めています。もっていかないと、売っているところなんてないようなところなので。

開院3周年 [アラカルト]

 お蔭様で当院は6月7日をもちまして、3周年となりました。これからも地域医療に微力ながら尽力していくつもりですので、よろしくお願いいたします。

新しい企画でも [アラカルト]

 ブログ更新遠ざかるばかりです。忙しいのもありますが、書こうと思っても愚痴ばかりになりそうで、それもいやなので書かないまま時間がたっていきます。そこでふと思い立ち、今まで私が若い頃に旅してきた中でのエピソードでも語っていこうかと思います。
 以前から書いているように私は鉄道マニアであり、医者として働き始めるまではいろんなところへ一人旅をしてきました。何と言ってもぱっと思いつくのは北海道旅行です。大学1,2年のころでしたか、夏と冬の2回、周遊券を利用して20日間ほど回りました。特急の自由席は周遊券があれば乗れましたので、できるだけ安く乗り換えなしで大阪から北海道までいける列車として、「白鳥」を利用しました。大阪を10時にでて、日本海沿いを延々と走り、夜中の12時前に青森に着く列車でした。14時間乗りっぱなしです。いくら鉄道が好きといっても、さすがにこれは辛かったです。青森についたら、1度目は青函連絡船、2度目は青函トンネルをぬける夜行快速に乗り、北の大地に足を踏み入れていました。やっときた、という感じがしてよかったのを覚えています。今は連絡船も「白鳥」も廃止され、過去のものとなりました。医者になってから何度か学会で札幌までいきましたが、時間がないのでいまは飛行機で北海道入りしています。2時間で札幌についても、来た実感がわきません。目的地へいくプロセスを楽しめる旅がしたいなあと思います。
 今日はここまでにします。また時間ができたら続きを。。

新年 [アラカルト]

 一度遠ざかると更新サボるクセは直りません。2ヶ月ぶりです。新年最初の独り言です。今年は何と言っても4月の診療報酬改訂がどうなるのか、それにつきます。あまりたたかれないことを祈るばかりです。他力本願ですからどうすることもできません。悲しいです。。改悪にならなければ、今年はリハビリ部門の更なる充実を図っていきたいと考えています。
 先日、患者さんからお手紙を頂きました。感謝のことばをたくさん頂きました。当院の理念でもある、患者さんと共に病気やけがに立ち向かい、克服できた時の喜びを感じる瞬間です。一人の患者さんが来なくなる時、それが治ったからなのか、治らず他のところへいったのか、我慢されているのか、わからないことがほとんどです。それを知るために医院へ来なさいとも言えません。治っているのだろうと言い聞かせて毎日診療していますが、今回のようにそれがわかるとき、医者になってよかったと思えます。そういう声をひとつでも多く聞くために、これからもがんばっていこうと思います。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。