久しぶりに [アラカルト]
久しぶりの更新です。寒い日が続きます。おまけに花粉もとんで、外に出る気がなくなります。といいながら、先日用事でどうしても日帰りで紀伊勝浦まで行かねばならなくなり、行ってきました。マニアの血が騒ぎ出し、どうせ行くなら鈍行で行こうと思い立ち、朝早くに旅立ちました。
まず南海で新今宮まで行き、そこから関西本線へ。まだ快速は走っておらず、普通で奈良の加茂まで行きます。JRで奈良へいくのは何年かぶりで、色々変わっていることに気づきます。久宝寺の操車場は跡形もなく消え去り、マンションが建っています。奈良の駅は高架となって昔の面影はありません。加茂についたら今度は亀山行きのディーゼルカーに乗り換えです。2両編成のディーゼルカーに乗ると、やっぱりわくわくしますが、やっぱり昔のキハ58系とかがいいなあとか思ったりします。マニアックですいません。伊賀盆地をぬけていきますが、割と直線でいくのでスピードが出ます。これなら複線電化すれば近鉄と対抗できるかも、と思ったりします。まあこのご時勢それはありえませんが。そして鈴鹿山脈を加太峠から越えていきます。昔は蒸気機関車を2両つなげてこえていた峠もあっさり越えて、亀山です。
亀山から紀勢本線の旅です。ここから南へ降りていきます。多気というところまでは一両ぽっきりのディーゼルカーです。これも新型車両できれいなのですが、風情はありません。とことこ進んで到着。昼ごはんを調達しようと思っていましたが、駅には店がなく、駅前には駄菓子屋のような店が一軒だけ。そこでおにぎりを買って戻ります。多気からは鈍行列車がほとんどないので特急に乗らざるを得ず、ワイドビュー南紀号に乗ります。ここまでで家をでてから5時間半です。普通の人には狂気の沙汰ですね。横を走る国道42号線沿いには色々な店が並びます。時代は自動車メインで、鉄道はその次の存在だということを思い知らされます。と思っていたら、車内販売がきました!松阪牛の駅弁ゲットです。よかったよかった。
熊野へむけてひたすら山を登っていきます。車両はこれも新型なので、ぐいぐい登ります。上には建設中の高速道路がランデブーするように走っています。何十メートルも上のところを高架橋が作られていっています。そうまでして道路を作る。ここでも鉄道の時代ではないなあと寂しくなります。
熊野古道も通る荷坂峠をこえて、何本ものトンネルをぬけ、うねりながら下ると青い海が急に広がります。熊野灘の海です。ここの景色は30年前に初めて通った時にすごく印象に残っていて、またきてみたいと思っていたところです。やっぱりきれいです。
ここからは海をみながらの走行です。リアス式海岸が続くので、入り江と入り江をトンネルでつなぐように列車は進みます。そして紀伊勝浦到着です。7時間半かかりました。
用事をすませて、こんどはオーシャンアロー号にのって和歌山を目指します。鈍行の旅をつづけてもよかったのですが、さすがに疲れてしまいました。お尻に床ずれできそうです。それで特急に乗ってしまいました。やっぱり早くて快適です。海をみながらの旅が続きます。
海が近いということは、津波がくればひとたまりもないということです。近いうちに来るであろう南海地震で、この線路や町はどうなってしまうのだろうと思うと、なんともいえない気持ちになります。紀伊勝浦でも、昨年おの豪雨災害の爪あとがまだまだのこっていて、いたたまれなくなりました。皆さんの復興を願うばかりです。
白浜をすぎ、和歌山から日根野へ。ここでオーシャンアローとおわかれして、快速で家路につきました。
紀伊半島を一日で1周してきました。お尻はいたかったですが、やっぱり鉄道の旅はいいです。今度はいつ旅立てることやら。では。
まず南海で新今宮まで行き、そこから関西本線へ。まだ快速は走っておらず、普通で奈良の加茂まで行きます。JRで奈良へいくのは何年かぶりで、色々変わっていることに気づきます。久宝寺の操車場は跡形もなく消え去り、マンションが建っています。奈良の駅は高架となって昔の面影はありません。加茂についたら今度は亀山行きのディーゼルカーに乗り換えです。2両編成のディーゼルカーに乗ると、やっぱりわくわくしますが、やっぱり昔のキハ58系とかがいいなあとか思ったりします。マニアックですいません。伊賀盆地をぬけていきますが、割と直線でいくのでスピードが出ます。これなら複線電化すれば近鉄と対抗できるかも、と思ったりします。まあこのご時勢それはありえませんが。そして鈴鹿山脈を加太峠から越えていきます。昔は蒸気機関車を2両つなげてこえていた峠もあっさり越えて、亀山です。
亀山から紀勢本線の旅です。ここから南へ降りていきます。多気というところまでは一両ぽっきりのディーゼルカーです。これも新型車両できれいなのですが、風情はありません。とことこ進んで到着。昼ごはんを調達しようと思っていましたが、駅には店がなく、駅前には駄菓子屋のような店が一軒だけ。そこでおにぎりを買って戻ります。多気からは鈍行列車がほとんどないので特急に乗らざるを得ず、ワイドビュー南紀号に乗ります。ここまでで家をでてから5時間半です。普通の人には狂気の沙汰ですね。横を走る国道42号線沿いには色々な店が並びます。時代は自動車メインで、鉄道はその次の存在だということを思い知らされます。と思っていたら、車内販売がきました!松阪牛の駅弁ゲットです。よかったよかった。
熊野へむけてひたすら山を登っていきます。車両はこれも新型なので、ぐいぐい登ります。上には建設中の高速道路がランデブーするように走っています。何十メートルも上のところを高架橋が作られていっています。そうまでして道路を作る。ここでも鉄道の時代ではないなあと寂しくなります。
熊野古道も通る荷坂峠をこえて、何本ものトンネルをぬけ、うねりながら下ると青い海が急に広がります。熊野灘の海です。ここの景色は30年前に初めて通った時にすごく印象に残っていて、またきてみたいと思っていたところです。やっぱりきれいです。
ここからは海をみながらの走行です。リアス式海岸が続くので、入り江と入り江をトンネルでつなぐように列車は進みます。そして紀伊勝浦到着です。7時間半かかりました。
用事をすませて、こんどはオーシャンアロー号にのって和歌山を目指します。鈍行の旅をつづけてもよかったのですが、さすがに疲れてしまいました。お尻に床ずれできそうです。それで特急に乗ってしまいました。やっぱり早くて快適です。海をみながらの旅が続きます。
海が近いということは、津波がくればひとたまりもないということです。近いうちに来るであろう南海地震で、この線路や町はどうなってしまうのだろうと思うと、なんともいえない気持ちになります。紀伊勝浦でも、昨年おの豪雨災害の爪あとがまだまだのこっていて、いたたまれなくなりました。皆さんの復興を願うばかりです。
白浜をすぎ、和歌山から日根野へ。ここでオーシャンアローとおわかれして、快速で家路につきました。
紀伊半島を一日で1周してきました。お尻はいたかったですが、やっぱり鉄道の旅はいいです。今度はいつ旅立てることやら。では。
2012-03-14 15:06
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