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鉄道模型やってます [アラカルト]

 久しぶりの鉄道ネタです。忙しい日々の合間にちまちまと続けている鉄道模型。家族の許可をもらって、4畳半ほどの部屋にレイアウトを作っています。5つのセクションにわけて、一つずつ作るつもりで始めてもう3年になりますが、やっと2つのセクションが完成しました。今日はそのうちの一つをお披露目したいと思います。
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 このセクションは海沿いを走る幹線のイメージです。マニアの方であればわかってもらえると思いますが、山陽本線の神代~大畠間の情景を再現してみました。ここは鉄道写真の有名な撮影ポイントで、今は亡き、海沿いを走るブルートレインの情景を再現したく頑張ってみました。よければ実物の写真をネットで検索していただいて、比べてみていただければと思います。
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 サイズは1100㎜×300㎜で、奥行きが得られないため背景にこだわり、実景写真からプリントをおこして貼っています。写真ではわかりませんが、道路看板も現地と同じものを自作しています。
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 国道を走る車と建物にはLEDを組み込み、夜景演出ができるようにしています(後日アップします)。防波堤と海岸線にもこだわって、できるだけ実景とおなじになるようにしてみました。
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 ストラクチャー的に単調になるので、以前から一度試してみたかった架線と電線を自作して取り付けることにチャレンジしてみました。架線は0.3㎜径の真鍮線をつかってはんだ付けして作製。全部作成するのに1か月かかりましたが、リアル感ばつぐんです。でもほかのセクションまでつけるモチベーションは今のところありません。
 もし細かい制作方法など質問があれば答えますので聞いていただければと思います。
 何年かかるかわかりませんが、今後も頑張って建設していこうと思います。

久しぶりの

 今月は我が家の結婚記念日があり、お祝いにおいしいものを食べに行こうか、ということで先日京都の祇園四条にある町屋レストランに行ってきました。医師になって2年目の勤務先は京都でしたが、その後はほとんどご無沙汰で久しぶりの訪問です。第2京阪道路ができて、南大阪から京都方面へのアクセスは格段に良くなりました。1時間ほど走って阪神高速京都線を下りればもう鴨川沿いです。でも街中はやはり車が多くて、ついたのはぎりぎりでした。
 今回お邪魔したのはリストランテT.V.O.というイタリアンのお店でした。ホスピタリティもよく、町屋の雰囲気のなかにモダンさがあって、いいレストランでした。料理も地物中心の食材を使われていておいしかったです。
 天気も良く、八坂さん界隈を散策しましたが、人が多い。。。特にアジアン系の観光客はすごいです。日本の景気のためには歓迎しないといけないわけですが、親子共々人疲れしてしまい、早々に帰りました。
 結婚して12年がたちました。月日の経つのは早いものです。これからも家族のため、地域のために頑張ろうと思います。

おそまきながら

 遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。平成も28年となりました。故小渕元首相が「平成」の額を掲げていたのを昨日のことのように思いますが、28年もたってしまいました。年頭にあたり雑感を。
オリンピック
今年はブラジルでオリンピックが開催されます。でも今のところぱっと思いつく種目とか選手とかがないように思うのは私だけでしょうか。4年後が東京なだけに、オリンピックといえばその話ばかりで、今年の話題が出にくいのでしょうか。でも参加する選手の皆さんにはエールを送りたいと思います。
マイナンバー
今年から運用が始まったマイナンバー。色々な手続きがしやすくなって便利ですよ、としか国はいいませんが、国や政治家の本音は、国民の資産や個人情報を管理してきっちり税金を搾取し、経団連を牛耳っている大企業にこっそり情報を提供してその経営や儲けに貢献し、政治献金を増やしてもらうことなのでしょう。
中東情勢
テロの続く中東地域。西側諸国は頑張っていますが、ずっと見ていますと今のままでは完全に鎮圧することは難しいなあと思います。人として難民を助けてあげないといけないことは当然ですが、その中にテロリストが紛れ込んで入り込み自爆テロをされるような状況では受け入れするのもどうか、と考えてしまいます。世界中がつながっている現在、関係を完全に断ち切ることは難しく、これ以外にも異常気象が進んでいるのに対策が立てられないとか、児童虐待、誰でもよかった殺人、などみていますと、人類は徐々に劣化していっているように思います。いずれは地球から見放されるような気がします。
丙申
今年の干支は丙申。「丙」とは「形が明らかになる」という意味があるそうで、「申」は「果実が熟していく状態」を示すのだそうです。60年前の1956年は、「もはや戦後ではない」という言葉が経済白書に記された年です。60年前は戦後復興がはっきりした年。さて今年の「丙申」は、はたして何がはっきりしてくるのでしょうか。いいものがはっきりすることを期待したいと思います。


今年も

 今年は明日午前をもって当院の診察も終了です。年始は1月4日月曜日から始めます。よろしくお願いします。
 日々ばたばたしていると一日が長いのですが、経ってしまえば一年あっという間です。来年からは常勤のリハビリの先生が就任するので当院でできることが増えます。来年も頑張っていこうと思います。

大阪マラソン

 さる25日、第5回大阪マラソンが開催され、私が所属している大阪臨床整形外科医会という会からの要請で救護班医師として参加してきました。知人で何人かマラソンをしている人間がいて、見ればきっと走りたくなるよ、と言われていたので興味をもっていきました。私が担当したのは34km地点で、一番しんどくなる場所なので忙しそうだなと思っていました。9時前に現地集合してミーティングの後配置につきましたが、9時スタートなので当然ながら最初は暇です。車椅子、そして男子・女子のトップランナーがまず通過。生で見るのは初めてでしたがやはり早い。11時半過ぎくらいから徐々に一般ランナーの方たちが増えてきました。まじめに走る人、着ぐるみをきて走る人、沿道の人とタッチしながら走る人、様々で面白かったです。着ぐるみを着ているのに早い時間に来る人は、まじめにすればもっと早そうなのになあと考えたりしているとだんだん救護所に入ってくる人が増えてきました。見物どころではなくなってきて後は結構忙しく過ごしました。私は今回初めての参加でしたが、毎年参加されている先生によれば今年は涼しかったせいか、救護所に来る人は少なかったそうです。AEDも各所に配置され、自転車でAEDを持って走るスタッフもいましたが、今年は2人心肺停止の方がでて、AED等処置によりいずれも事なきを得られたようです。老若男女、海外の方も多く、皆さんしっかり走られていることに感心しました。3万2千人の参加で完走率97%だったそうで、こんなにたくさんの人がマラソンをされて完走しているということに一番驚いた次第です。今後もしばらく毎年要請がきそうですので、微力ながらお手伝いができればと思っております。
 実際に見てみて参加する気になったか?と聞かれれば、一瞬その気になりかけましたが今は一時的な気の迷いで動くのはやめておこうという感じでしょうか。。。
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本当にいい医師とは

 しばらくぶりです。書くネタもなく、さぼっていましたが少し書きたいことができましたので更新です。
 医療の中で整形外科が担当する分野は生命に関わることがあまりなく、痛み・しびれといった訴えを担当することが多くなります。骨折や外傷となれば治療のめども言いやすいのですが、加齢に伴う骨関節の変化によって生じる症状はどうしても慢性化しやすく、目処もたてにくく、治療を続けて治るのを待ちましょうという説明をすることが多くなります。色々ある治療法の中で最終手段として手術があるわけですが、よほどの悪い所見がない限り私のほうから手術を勧めることは普通ありません。手術には「絶対的適応」(手術をしなければ確実に悪い結果になる、あるいは生命に関わる)と、「相対的適応」(必ずしも手術が必要ではないが、他の方法を色々行っても改善が得られない、あるいは悪化する。もしくは患者さんが手術を受けたいと希望される)があります。整形外科で行う手術の場合は、私の考えでは8割以上が「相対的適応」の手術と考えています。
 過日私のところに来られた腰椎圧迫骨折後の患者さんの話をします。その方は70代の女性ですが非常に活動性の高い方で、階段から飛び降りた際に腰椎圧迫骨折を受傷してしまいました。骨折は幸い治ったのですが骨折後の変形による坐骨神経痛が出現し持続。最初に行った病院ではしっかり運動をしていれば徐々に治る。まず運動をしなさいと指導を受けました。でも痛みが我慢できず別の病院へ行ったところ、「手術をすれば治るからやりましょう」と最初からいきなり言われ、患者さんは「手術をすればこの痛みから解放されると先生が断言してくれたから思い切って手術を受けよう」と判断し、手術を受けられました。結果、一旦痛みは取れたものの数ヵ月後に再発してしまい、それを手術した医師に訴えても、「なんでやろうねえ」としか言われず、ただ痛み止めの薬をだしてくれるだけだといいます。さらには「もうできることは他にないから」とまで言われたそうです。
 私はこの先生のことを知っているのですが、昔から手術が好きで、こちらが聞かなくても年間何百件と手術をしているんだ、と自慢してくるような方です。数をこなしているから確かに手術の腕はいい。でも手術をすることが目的であって患者を心底から治そうという気持ちの伝わってこない方です。マスコミや雑誌の特集で「名医特集」とか、「本当にいい病院」とかよくやっていますが、ああいうのは手術の件数が多いだけ、あるいは雑誌会社に掲載料を払って載せてもらっている(要するにただの広告です)というのがほとんどです。それだけの手術をして、その結果どれだけの患者さんが本当に満足しているのか?そんな記事を私はいままでみたことがありません。なぜか?手術をたくさんしている先生は、それだけ忙しいわけです。手術に。ですから術後の患者さんの面倒を見る時間がない。術後は他の医師や病院で、となります。だから「名医」に患者さんの満足度を聞いても答えられない。私はそう思っています。もちろん手術をたくさんしているということは、信頼できる医師としての重要なバロメーターであることは疑いがありません。ではそれに加えて本当にいい医師を選ぶためには何をみればいいのか?私の考えを述べます。
1. いきなり手術を勧めない。
前にも書いたとおり、手術はいろいろある治療法の中で最終手段となるべきです。「絶対的な適応」のない場合にいきなり手術を勧めてくる医師は信用できません。
2. 手術の危険性、デメリットをちゃんと説明してくれる。
手術をやりたがる医師は患者さんに手術の危険性、デメリットの話をしません。なぜならおきうるデメリットを全て説明すれば「絶対的な適応」のない患者さんが逃げてしまうからです。
3. 術後の診察を約束してくれる。
手術しか興味のない医師は手術が終われば患者さんには興味がなくなります。時間がないことを理由に他の医師に担当を回そうとします。術後もある程度よくなるまで手術した医師が診てくれるのか。状態が悪くなった時にちゃんと診てくれるのかどうか。それもポイントとなるでしょう。
 こんなところでしょうか。ずっと書いてきて自分のことを考えたとき、こんな偉そうなことを書いていいのか?と思ってしまいます。アップするのをやめようかと思いましたが、前述のような患者さんがなるべく減るように、また自分への戒めとしてあえてアップしようと思います。

涙もろくなりました

 月一は最低でも更新しようと思いますが、なかなか書くこともなく。。。雨が多いですね。暑いか雨か。そのせいか、医院もあまり混むことがありません。
 子供が夏休みに入り、子供向けの映画が封切られて見にいきたいというので先日連れて行ってきました。今回は「インサイドヘッド」というディズニーの映画です。10歳の女の子の頭の中の色んな感情を擬人化して、子供の精神的な成長を描くものです。いまロードショー中なのであらすじは書きませんが、いい映画でした。不覚にも泣いてしまいました。というか、子供向けというより大人でも十分楽しめる映画でした。喜びの裏には悲しみがある。単純に嬉しい、悲しいだけの子供のころの記憶が、大人になっていけばいくほど複雑に絡み合い、深い意味をもった記憶となって変わっていく。自分が子供の頃に色々かわいがってもらった思い出を、映画を見ながら思い出すと涙してしまう。そういう感じでした。見ようかどうか迷っている方にはお勧めします。
 そういう感じで、ここ数年涙もろくなった気がします。他にもあります。ネットで目にとまったCM。少し前ではSUUMOのCM https://www.youtube.com/watch?v=qOT3uTA75M0 。最近ではトヨタのCM https://www.youtube.com/watch?v=Me1GIDy-U9g 。これらもお決まりといえばお決まりのストーリーなのですが、子供をもつ親としては、これはどうしても涙腺が緩んでしまいます。よかったら見てみてください。ではまた。

別れ

 娘がピアノを習っていて、どんな曲を弾いてほしい?ときかれて、ピアノの曲を考えた時に思い出すのはショパンの「別れ」という曲です。クラシックではオーケストラもいいのですがピアノの独奏曲のほうが好きで、なかでも「別れ」のもの悲しい感じがすきなのです。でも娘にはまだ難しいらしく今のところ却下され続けています。出会いがあれば別れがある。ここ2,3ヶ月、車のことで出会いと別れがありました。今日はちょっとその話でもしてみようと思います。
 物心ついたときから私にはいつか乗りたい夢の車がありました。それは誰もが知っている日本を代表する、丸い4つのテールライトのサーキットの似合う車です。免許を取ったときに親にせがんだものの高すぎると却下され、医師になり自分で稼げるようになってやっと買えたのが18年前。当時勤務していた病院の玄関前に納車されたときの光景は昨日のことのように覚えています。今までどこへ行くにも一緒に走ってきました。10円傷を受けたこと数しれず。追突も一度されました。横柄な社長のメルセデスでした。そのせいもあり、今でもメルセデスはどちらかといえば嫌いです。盗まれそうになったこともあります。セコムをつけていたおかげでGPS追跡してもらい事なきを得ました。所轄の警察官がセコムすごいなあ、と感心してました。それは自分たちの仕事では?と思ったりしました。
 その車の性能はすばらしく、私ごときの腕ではアクセルを全開にすることは怖くてできないほどでした。でも走る曲がる止まるの全てが一流で、これほど安全な車はないと感心し、ずっと乗り続けてきました。結婚して家族から古い、汚い、うるさいといわれ続けながらもこれだけは壊れるまで乗りたい、そう思わせる車でした。
 しかし形あるものはいつかは滅びます。色々な箇所が壊れてきて、都度修理を依頼するもののもう部品がないといわれるようになってきました。日々忙しく、片道数kmの渋滞に巻き込まれながらの通勤の往復だけではその魅力を味わうこともできません。「別れ」を決断しました。一緒に走った18年、16万4千km。一生忘れることはないと思います。
 新しい車は往診に使うこともあり、小さくて取り回しのいい車を選びました。今日本で売れている車のベスト3に入っている車です。いまどきの、しかも売れている車はある意味やはりすごいです。静かだし燃費はいいし物は乗るし、かゆいところに手が届く装備が満載です。しかも安い。売れるわけです。でも今の私には次の夢の車ができています。それに乗ることができる日まで、日々仕事を頑張ろうと思うこのごろです。

第3回交流会を開催しました

 さる16日土曜日に第3回医院交流会を開催しました。普段仏頂面をしている私の素顔を知ってもらうべく、また患者さんと1対1の場面ではなかなかいえない話をして、医師(私)が考えている本当のところを知ってもらうべくやっている企画です。今回は腰痛のトリビアについてお話をさせていただきました。腰痛を取るためには何が大事なのか、また慢性の腰痛の本当の原因は何なのか、を私なりの解釈で説明させて頂きました。今回も6名と少数の参加でしたが、来ていただいた方には満足していただけたようです。これからも半年から1年に一度は開催するつもりです。公の場ではいえないぶっちゃけ話をちりばめるつもりですので、ご興味のある方はうちのHPを引き続き時々チェックしてくださいね。ではまた。

22年

 今年もようやく春らしくなってきました。とはいえ雨ばかりで異常ではあります。この春で医師になって丸22年になります。22年目の医師、と聞くとものすごいベテランという感じですが自分の中では10年目くらいからあまり変わっていない感じがします。それがいいのか悪いのか。週1回もともと勤務していた病院に手術の手伝いに行くのですが、そこで働いている若い先生はおととし卒業したばかりといいます。そんな先生からみたら私はものすごい上の怖い先生にみえるのでしょうか。自分では数年くらいしか変わらない気持ちでしゃべるのですがどうもびびられているようです。すこし寂しいです。
 学生時代サッカー部に所属していた私には6人のサッカー部の同期生がいます。そのうちの一人が去年近くの大学病院に准教授として赴任したとの連絡を受けました。先日久しぶりに飲みにいきました。卒業した時と雰囲気は変わっておらず、失礼ながら准教授という肩書きとのギャップに戸惑いました。でも飲んでいるうちにどうでもよくなり、最後は学生時代ののりでしゃべっていました。こんどまた飲みに行こうと話しています。同期の別の一人は30歳代で突然悪性の稀な疾患を発症し、手当の甲斐なくこの世を去っています。彼はキャプテンとして我々を引っ張ってくれていた頼もしい存在でした。命の大切さ、その日その日を悔いなくきっちり生きること。それを彼には教えてもらいました。後の同期生は大阪、神戸、山口でそれぞれ開業し、みんな頑張っているようです。22年。そういうことを思うと長い月日だなあと感じます。

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